理想の反映しやすさで比較
注文住宅施工会社(ハウスメーカー、工務店、建築設計会社)を設計の自由度で比較した際、メリットが多いのはどれかを検証しました。
ハウスメーカーの設計の自由度
ハウスメーカーは規格品を組み合わせて注文住宅を建てる傾向にありますので、自由度は低いものになります。とはいえ、多く人のこだわりに対応できるだけの品数(プラン)を用意していますので、だいたいのケースにおいては規格品でも対応可能です。
ただし、細かなこだわりを反映した注文住宅を手掛けるとなれば、オプションとなることも多く費用が高くなります。
工務店の設計の自由度
工務店のメイン業務は施工ですが、設計に力を入れている会社も増えてきました。とはいえ、ハウスメーカーや建築設計会社のように設計の実績が豊富な工務店は数えるほどしかないのが実情です。
また、新しいことに挑戦したり建材の仕入れ先など取引先を増やすといった工務店は少ないのが現状。得意先から使い慣れた建材を仕入れて施工するところがほとんどのため、設計における自由度は広がりがないといえます。
建築設計会社の設計の自由度
文字通り、設計をメインとしている業種ですから自由度はどこよりもあります。
施主の要望を反映することはもちろん、その家に暮らす人のライフスタイルや家族構成、将来のプランなど事細かにヒアリングしたうえで、何十年先でも快適に暮らせる理想の注文住宅を設計してくれるプロフェッショナルです。
また、規格や制約などもなく1から設計をしてくれますので、自由度は当然高くなります。
結論:設計の自由度は建築設計会社のお家芸
建築設計会社で打ち合わせをする際、施主の要望を聞くことのほかに家族構成のこと、趣味のこと、将来のことなど一見、雑談とも思える話が続きます。実は、これが建築士のつくる設計のヒントになるのです。
建築士は、単に施主の要望だけを聞き入れて設計すると、近い将来、住みにくい家になることを知っています。ライフスタイルや将来像を見据えたうえで、斬新なアイデアを取り入れつつ注文住宅の設計を行う。それが、建築士の腕の見せ所なのです。




